AKS療法士養成講座3回目(荷重時の下肢の痛み、座っている時の腰の痛み)

3回目は、”歩き始めから痛い”と”座って痛い(ヘルニアtype)”についての講義でした。

歩いていると自然と使っているものだと思っていた殿筋(お尻の筋肉)。

でも実際に歩いて確認してみると1ミリも動いていませんでした。(結構な衝撃です!)
セミナーに参加されている先生方にも何人かいました。

それと同時に、それじゃあ殿筋硬くなるよなぁ、と妙に納得。

筋肉は”使い過ぎ”または”使わなさすぎ”で硬くなってしまいます。

で、殿筋(主に中殿筋)が使えてないという事は、歩行時に下肢にある筋肉がうまく使えていないという事になります。

このような歩き方をしてると、何年、何十年先か分かりませんが、脚や腰に痛みが出てきそうな気がしませんか?

”歩き始めから痛い”症状の場合、下肢の筋をきちんと働かせるようにすることで症状の改善を目指していきます。

足関節を調整し、大腿四頭筋、臀部の小中殿筋への連動性を高め、関節への負荷を軽減させていきます。

脚への荷重時痛や、荷重時の足部の痛み(踵の痛み、足底筋膜炎など)にも効果があります。

”座って痛い(ヘルニアtype)でも、殿筋の硬さを取りつつ、腰椎(背骨)のストレート化をコントロールして
症状の改善を目指していきます。

今回も、立位や座位で施術が完結していました。(場合によってはベッドも使いますが・・・)
そして手技自体も簡略化されているので、僕が習った2年前より使いやすくなっていました。

今回も、講師を務める山内先生がお茶目な一面をみせるなど場を和ませつつ楽しい雰囲気でのセミナーでした。

セミナーの事を書いていて、いつも思うんですが、詳細に書きたいけど、どの程度まで内容を公開していいのか迷います。
ここに載せるときには毎回内容が薄くなっていますが、セミナーはとても濃い内容になっているんですよ。

山内先生、インストラクターの先生方、アシスタントの先生方、そして受講生の皆さん、今回も楽しく参加できました。
ありがとうございました。