AKS療法士育成講座1回目が今月からスタートしました。
全6回。2年振りの開催となり内容もガラリと変わりました。
僕が2年前に習ったときとの違いはベッドを使わずに施術が出来るようになったこと。
これにはどんなメリットがあるかというと、痛みが出る姿勢(座位や立位)で施術するので、ベッドに横になる必要がなく、その場で症状改善が実感できることにあります。
今回はアシスタントとして受講させていただいています。
1回目は動いた時の腰痛と下肢の痛みやしびれに対する関節へのアプローチです。
といってもバキバキするようなことはしません。触れるほどの優しいタッチでの施術。
それは関節といっても、関節の『動きや位置』を感知する関節センサーにアプローチするため。
関節センサーはファシア(皮膚)に多く存在し、やさしく刺激することで反応します。
この関節センサーの働きが悪いと痛みになり、正常に働くようになれば痛みは出なくなります。
動いた時の痛みのほとんどは関節が原因になります。
日常生活で普通に行われている『寝返り、起き上り、立ち上がり、いざり動作(お尻を左右前後に動かすような動作)』は背骨に関係があります。
背骨(胸椎、腰椎、肋椎)や仙腸関節(骨盤を形成している関節で動くことはほとんどない)を調整することで痛みは劇的に改善していきます。
施術時間でいえばほんの2,3分で終わってしまいます。
身体に負担の極力かからない施術なので、ご高齢の方にも安心して受けていただくことができます。
僕は以前、訪問マッサージの仕事をしていました。
何かしらの疾患をもっていて動くことがとても大変な方も多くいました。
この時にAKS療法を学んでいれば、と思ってしまいます。
セミナーの方は、今回受講される方は初回という事もあり少し緊張気味でしたが、それでも時間とともに真剣に楽しく和やかな雰囲気になっていました。
受講風景も載せておきますね。